[2018.07.03]
金融関連システムをリリース
今月下旬、弊社が開発を担当した金融関連システムのリリースを迎えます(予定)。
今回はユーザ様ご所有サーバのOSがEOSを迎えるタイミングで、サーバ更改とともにアプリケーションも再構築となりました。
アプリケーションの構成
C#で.NET MVCとmySQLを組み合わせ、ASP.NET Identityを利用した認証処理方式(ログイン認証・パスワード管理・SSO)やLog4netを使用したログ制御までを基盤として開発し、その上に業務機能を搭載しています。
UXを意識したUIへの取り組み
UIのツールとして、Grape Cityから出ているComponentOneをグリッド表示等で採用しています。
今回のツールに限らず、W2UIの採用など、最近では業務システムにおいてもUIを強化していく傾向にあります。
またそれに応えるべく優れたツール類が多数ありますので、弊社としても積極的にツールを活用していくという取り組みの一環となります。
テストやデプロイの自動化
金融関連のシステムということもあり、複雑な計算処理が多数入っており、ユニットテストを自動化することによって、システムの横展開や今後発生する運用改修等でのリグレッションテストへの活用までを想定しています。
また、Jenkinsを利用した検証環境・本番環境へのリリースモジュールの作成、デプロイ作業の自動化も行い、作業効率を高めています。
まとめにかえて
今回の案件ではintra-martではないフレームワークによる構築と取り組みの事例をご紹介しましたが、お客様のシステム規模やご予算、日々の運用上のお悩みなどに応じて、その時々での最適な構成をご提案しています。
ワークフローやグループウェアのご検討についてはintra-martの活用、スモールスタートからのご検討についてはクラウドを用いた柔軟なカスタマイズに対応したフレームワークの活用によるスタート時の費用負担の軽減のご提案までさせていただき、多くのお客様からご好評をいただいていますので、まずは弊社にご相談いただければと思います。